スポンサーリンク

ガンプラ・スナップフィットに使える自作塗装用持ち手

2020年2月20日

こんにちは。

塗装派のガンプラモデラーの方は、塗装用の持ち手ってどうしてますか?

きっとワニ口クリップや目玉クリップが主流だと思いますが
揃えるのにそれなりにお金もかかるし
何より使ってて、こんな経験ありませんか?

掴む所がなければ困りますし、パーツも不安定だったり
パーツが飛んで紛失した…となれば大きな損失ですよね。


そこで今回は、スナップフィットのガンプラに

「安価」「安定」「安心」

に使える、自作出来る塗装用持ち手をご紹介します!


僕はこれからご紹介する自作持ち手を使ってガンプラを作ってるのですが
基本的に材料は廃材と100均素材なので、コストもわずかです。

塗装時の不測の事態でイライラする事も少なくなるでしょう。


また、一つの持ち手で複数のパーツを付けて一度に塗れるよう
効率化も図っていますので、そちらも合わせてご紹介します。

 

1.ランナー

ランナーを棒状に切り出します。
ランナーは3mm径が一般的ですが、
中には2.5mm・3.5mm・4mmのものもありますので
取っておくと使えます。

このランナーは、同径のポリキャップに
挿し込む事が出来ます。
これでもう持ち手になりましたね。


また、このように枝分かれ状にすると…

なんと、1本で複数のパーツを挿し込めます。
同じ色をまとめて塗りたい時に非常に便利です。

2.金属線

ガンプラなどのスナップフィットって、
このようにパーツの裏にダボ穴がありますよね。

このダボ穴、実は1・1.5・2・2.5・3mm…と
穴の大きさが0.5mm刻みになっているのです。


そこで、同径の金属線、
こういうダイソーのアルミ線が使えます。


他に形状によってはこういう真鍮線も使えます。
百均やホームセンターにあります。


このように、ダボ穴に挿し込むと
これだけで塗装持ち手になります。


なんだか世紀末な武器っぽいですが、
ランナータグの部分に穴を開けて
1.5・2mmのアルミ線をそれぞれ通しました。

これもパーツのダボ穴に挿し込むと、
先ほどの枝分かれランナーのように
複数同時に塗装する事が出来ます。

3.ポリキャップ

キットを作り終わって余ったポリキャップも
なんと持ち手に使う事ができます。

こういうポリキャップに穴を開けて金属線を通します。

このように、ポリの接続部にぴったり合うパーツなら
取り付ける事で、パーツを保持できる塗装持ち手に変身します。


また、プラ板とランナー(プラ棒でも可)を
組み合わせる事によって、さらに幅広く
ポリキャップを活かす事ができます。

ぴったり合うパーツを取り付けられます。

4.ランナータグ

ランナータグに2.4mmや2.9mm・3.4mmの穴
(2.5mmや3mmなどでなく若干キツめの穴にするのがポイント)
をいくつも開けると、

このように、凸のパーツを挿し込んで
こちらもまとめて塗装できるようになります。

5.余剰・ジャンクパーツ

なんと、余剰パーツや余ったジャンクパーツなんかも
金属線を挿し込んで塗装持ち手にする事ができるのです。
可動部になる部分がいいでしょう。

ガンプラのKPS(やわらかプラ)が使いやすいですが
なければ普通のPS素材のパーツでもいいです。

ただ、ABSパーツは塗装の際に砕けて割れることがあるので
持ち手に使うのはやめた方がいいでしょう。

6.その他

こんな風に、塗装持ち手のつけようがないパーツも
中にはあります。

そんな時は、目立たない所、穴を開けてもいい所に
金属線を挿し込むための穴を開けてしまいます。

で、こうなりました。
これで気兼ねなく塗装できますね。


挿し込む持ち手をこれまでご紹介してきましたが
ただ明らかにクリップで挟む方が都合がいいパーツもあるので
そこは臨機応変にいきましょう!

7.おわりに

上記で紹介したランナーや金属線などだけでも
ほとんどのパーツを固定できます。


まとめ

廃材や100均などの材料なので「安価」
同型の凹凸のはめ込みでがっちり固定されるので「安定」
クリップのようにパーツが不意に飛んでったり
 不慮の事故もなく
「安心」


僕はこれで100体以上塗装してきてますが
不便さを感じた事は一度もないです。

本気でオススメなので、ぶっちゃけ広まってほしい位です…!
皆さんもぜひいかがでしょう?



それでは!

Follow me!

広告

【HowTo】

Posted by 今日